股関節・膝の症状

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肉離れ

肉離れという名称は俗称で、正式には「筋挫傷」といい、スポーツなど急に動作をした場合に発生する筋膜や筋繊維の損傷です。
筋肉が裂けたり破れたりすることを筋断裂といいますが、筋断裂のうち範囲が部分的なものを肉離れと呼びます。
程度にもよりますが発症すると患部に痛みが走ります。時に筋肉が断裂した瞬間に「プチッ」という音が聞こえることもあり、痛みのある部位に、陥凹もあります。
肉離れは、強い筋収縮とともに、逆に強く引き伸ばされるような方向の力が加わったときに起こりやすいと考えられています。脚に多いです。
具体的には、急なダッシュやストップ、ジャンプからの着地など動作開始時、急激な力が入ったときに多発します。頻繁に肉離れや筋痙攣が起こる場合がありますが、それは腰痛など脚以外に原因がある事もあります。基本的には筋肉疲労の蓄積、加齢、ウォーミングアップの不足などは、肉離れを引き起こす要因です。

【治療】
受傷直後や症状が強い時は安静固定が基本です。経過を診ながら超音波、電気治療で損傷した筋を回復させていく治療をします。
日頃からストレッチをするなどして予防することも大切です

股関節の詰まり感

股関節の詰まり感を訴える方がおりますが、“股関節インピンジメント”といって骨の異常ではなく、関節を曲げた時に関節前方の組織同士が接触して損傷を起こすことを言います。
座り仕事、ランニングなど、股関節を曲げるような動きを続ける方に多いです。
股関節は肩関節のように大きな可動性が特徴で、曲げ伸ばしの際に骨頭が多少前後に移動する事でスムーズな関節運動を行います。その際、後方の大殿筋や梨状筋などの筋肉が固くなると骨頭が前に押し出され後方に移動しにくくなり関節のつまりを感じると言われています。

【治療】
臀部の緊張が原因で結果が鼠径部痛を起こす事が多いです。ですから股関節の動きを正す施術を行います。
お尻の筋肉を緩めるのがポイント。臀部の過緊張は坐骨神経痛や変形性股関節症の原因にもなりますので股関節に痛みや違和感を感じたら早めに専門医などにみてもらいましょう

下肢の浮腫み

まず脚の浮腫みの原因、心臓や腎臓の機能低下などの内科的な要因もありますが、一般的には長時間の同じ姿勢、運動不足などが挙げられます。

【対処法】
改善方法は温める、運動が基本です。
夏でも入浴、足浴などは効果的。血流を改善し心臓にむかって血液を送り帰すことによりむくみの改善が可能です。
運動療法は足首を上下に動かしたり、立って背伸びをするような運動でふくらはぎの筋肉を使うようにしましょう。
ウォーキングも反復的にふくらはぎが刺激されるため、これらの運動を組み合わせて実施することが望ましいです。
また骨格の歪みや捻じれも挙げられます。O脚など捻じれた脚は疲れやすく負担がかかりやすいです。理想はお皿が正面を向くように。鏡の前で膝の向きもチェックしてみましょう。

こむら返り

こむら返りの主な原因ですが、発汗後のミネラル不足、冷え、慣れない運動、疲れ、脱水や熱中症でも起こり易くなります。
筋肉の痙攣ですので、発症してしまったら筋肉を伸ばす、塩分、経口補水液等を摂取して涼しい所で安静を心がけましょう。
本題のツボですが『陽陵泉』『承山』が代表的です。目的としては下肢の循環改善や筋緊張の緩和、腓骨の調整で日頃より予防として行うと良いと思います。

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