猫背について

ホーム  »  症状別②  »  猫背について

肩こりの元凶!悪い姿勢とは?

 身体的に診てもっともよい姿勢とは背筋が伸び、背骨が生理的湾曲と言われる自然なS字カーブを描いている状態を言います。良い姿勢の時は身体の前の筋肉と背中の筋肉がバランスを保ち、引っ張り合うように筋肉は使われています。
 しかしいったん姿勢が悪くなるとこの筋肉のバランスが崩れてしまい肩周辺の筋肉に必要以上に負荷がかかりコリと痛みが始めります。
 たとえば顎を突き出したような姿勢(俗に言うスマホ首)を長時間行うと頭部の重さを頸部の後面筋で支える状態になり、首の筋肉の緊張を招く事になります。筋肉が緊張したりゆるんだりすることで血液は循環しますが、このポンプ役の筋肉が緊張し続ければ血液循環が滞り筋肉に乳酸などの老廃物が蓄積されてしまうのです。そして肩こりが発生します。
 このように悪い姿勢は、筋肉疲労を増やし肩こりを引き起こしてしまうのです。

肩こりを引き起こす日常の姿勢と動作

 日常生活の中で何気なく行っている姿勢や行動の中に、肩こりをひきおこしている原因が潜んでいるかもしれません。
 長時間のデスクワークやパソコン作業などの姿勢は頭を前に出したスタイルになりがちです。また睡眠中の姿勢にも注意したいものです。
 身についてしまったクセは治しにくいものですが気が付いたら治す習慣をつけましょう。以下のような姿勢、行動は肩こりを引き起こしてしまいますので要注意です

注意したい姿勢と行動

・腹ばいになったり、あぐらをかいたり、横座りしたりしながら本を読む
・前かがみでパソコン作業をする
・イスに浅く腰掛けてデスクワークを行う
・前かがみで運転する
・寝転がって頭を手で支えながらテレビをみる
・単純反復作業で特定の筋肉しか使用しない
・イスに腰掛けるとき、いつも同じ側の足を組む
・バッグをいつも同じ側の方にかける
・手提げ荷物をいつも同じ側の手で持つ
・長時間同じ姿勢になっている
・肩を冷やしている
・重いコートやジャケットを長時間着ている
・ヒールの高い靴を履いている
・合ってない寝具を使用している

正しい姿勢とは肩こりを防ぐための基本
姿勢や行動を見直して悪い姿勢の解消、予防対策としていきましょう

当院の治療

 当院で猫背伸ばしを行う際は整体、手技療法などの骨格を整えるアプローチを中心に行います。姿勢悪化の際は必ずと言って筋肉のバランスが崩れているため、EMS療法なども効果的です。
 姿勢悪化にもさまざまなタイプがあるので状態をみて判断します

はりきゅう・整体・交通事故治療
予約優先
羽鳥野接骨院鍼灸院
℡0438-40-4555

ページの先頭へ